入射波 y₁ = A′ sin(ωt − kx) は駆動端 x = 0 から右へ進み、x = L の固定端で反射します。固定端は動けないので、反射波は上下が反転(位相が π ずれる)し、y₂ = −A′ sin(ωt + k(x − 2L)) となります。x = L ではつねに y₁ + y₂ = 0 で、固定端は必ず節です(自由端なら反転せず腹になります)。
毎フレーム y₁ と y₂ を足すと 合成波 y = 2A′ cos(ωt − kL) sin(k(L − x)) が現れ、節(○・変位ゼロ)と腹(△・振幅 2A′)の位置は動きません。節の間隔は λ/2 = v/(2f) です。
L = n·λ/2(n は整数)、すなわち f = n·v/(2L) のときだけ、両端で何度も反射した波の位相がそろって重なり、弦全体が大きく振動します(共振)。ここでは往復ごとの振幅残存率 ρ = 0.6 として増幅率 G = 1/√(1 − 2ρcos2kL + ρ²) を実効振幅 A′ = G·A に反映しています(共振時 G = 1/(1 − ρ) = 2.5、n が半整数のとき最小 G = 1/(1 + ρ) ≈ 0.63)。表示は実時間の 1/5 倍速です。